大型自動二輪免許教習

96年9月より道路交通法が改正され大型自動二輪(旧限定解除)が公認自動車教 習所で取得できるようになったが、教習所が公認を取るために次のような条件が ある。
この条件をクリアするために各教習場では指定前教習を行なう。私の行っている 浜松の上池自動車学校では五万円で何時間教習を受けても構わない、と言う条件 で行っている。

この日記は限定解除MLに投稿した物をもとにして私黒木がHTMLで遊んでいる物で ある。

合計41時間教習


説明会

1996年9月4日水曜日

指定前教習の料金は5万円(プラス消費税)で乗り放題だそうです。教習は基本 的には新技能教習計画に乗っ取って教習を行うそうです。普通自動2輪を持って いる人は12時間だそうですが絶対にそれでは試験場1発合格などありえないそ うで、最低30から50時間は教習を行うことになりそうだということです。と 言うことは受験は実際は11月か12月の寒い時期になりそう。(;_;)

教習所の人の話ではいわゆる試験場のうわさはやはりうわさであって、本当に乗 れている人はちゃんと合格するからしっかりと練習してくださいとのことでした。 そのために片手スラロームや、一本橋20秒を達成する様にとのことでした。厳 しい。

実際そこの教習所では今までも大型教習を行っていたのですが、(基本は6時間 だそうで)30時間ぐらいしっかり練習した人は1、2回で合格したそうです。 勝手に受験した人達は10回以上続出だったそうです。静岡って結構厳しいので しょうか。またうわさを作ろうとしている。。(^_^;)

指定前教習は一応9カ月以内に合格すればOKとのことですが、公認されてしま うとその時点で正規の教習になってしまい追加料金が必要になります。がそれま での教習内容はそのまま継続されますので間違いなく公認になってから受講する より安くつくといってました。(全国共通かどうかはわかりません。)でも何と しても指定前で合格したいものだ。公認になってからの受講では間違いなく10 万円は越すだろうとのことでした。なかなか厳しそうではありますが逆に考える とこれだけ技術を身につけさせてもらえてしかも乗り放題というのはめったにな いチャンスだと思います。

ブーツですが、教習所の意見では絶対に必要だそうで、(教習でも普通の靴でO Kとは絶対に言わなかったし、試験場でも試験官の印象がよくなるそうです。) 仕方がないので1万円ぐらいの安いのを買うことにします。

早くナナハンに乗ってみたい。。。

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750に乗れるはずが

1996年9月5日木曜日

今日は夜バンドの練習があるので、でもバイクに乗りたいので会社を1時間フレッ クスして教習所へ行った。4:20からの教習なのだが4:00頃には来いとの事なので その時間ジャストに着く。「早く来たじゃん」と言う専務の言葉。(4時に来い と言ったのはだれじゃぁ!)

しかし書類を作ったり、お金を払ったり、あっと言う間に4:15。その時「じゃあ、 上の部屋に上がって下さい」との声。運転適正検査を始めるとの事。結局その日 は時間が無くて乗れず仕舞いでした。

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第1回目

1996年9月6日金曜日

先週金曜日に第1回目の指定前教習を受けた。で初めてのナナハン経験。バイク はFZX750。

バイク起こし、センタースタンド掛けは特に問題なく終了。(センタースタンド なんて十数年ぶりだったが。)で、外周を右周りで走る。ここまでは大型の重さ もパワーも思ったほどたいしたことないなぁなどと思ったりしてたが、ちょっと なれてきて直線でスロットルをぐいっと開けると振りほどかれるような加速でさ すがだなぁとうれしくなってきた。ここまでは順調。

でその後に簡単なコースを決めて練習だったのだが(大きな8の字コース)そこ でどうしても左折が大回りをしてしまう。交差点での停止がうまく行かない。な どの問題が判明。左折の大回りは半クラッチを使いなさいといわれて初めて1速 でのスピードが250ccとまったく違うことに気づいた。

交差点での停止は外周から右折するとすぐ、(バイク一台分ぐらいの直線しか無 い)交差点になってしまうのだが、どうもぎくしゃくしてしまう。これも自分の ビラーゴとはブレーキの効き方が段違いなため。これはじきになれたが。だいた いこの辺りで1時間終了。

継続して2時間目。ほとんど復習という感じでコース練習。慣れてくるというよ りどんどん大型を乗りこなす難しさがわかってくると言う感じ。ちょっと気を抜 くと左折大回りになってしまい、停止前に低速になるとふらっとしてしまう。一 応第1段階はこの日の2時間で終わったが(規定は1時間)まだまだ先は長そう。

この1日で試験場直接などという自分にとっては無謀な方法を選択しなくて正解 だったなぁと感じた。大きいバイクを乗りこなすにはそれなりに練習が必要であ ると強く感じた。とはいいながらバイクに乗れるだけで喜んでいたのも事実。大 きなバイクはいい。教習後のビラーゴはやはり自転車のように感じてしまった。

そういえば一番とまどったのはFZXとビラーゴのステップ位置の違い。最初スター トしたときに思いっ切り左足でステップを探し回ってしまった。(^_^;)

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第2回目

1996年9月9日月曜日

昨日は雨の中2時間教習。カッパがそろそろ買い換えの時期なのか股のところが ぐちょぐちょになってしまった。

まず左折に関して。低速のわりに倒し込もうと努力しすぎるあまりバランスを崩 していたようす。で肩に力が入ってフォームも崩れて悪いことだらけだった。昨 日の指導では左折小回りの時はリーンイン気味に肩を入れてやると良いと言われ た。確かにそうすると安定して回れるようになったと思う。

1時間目は発信加速、減速と左折小回りを重点的に練習。発信加速については本 当に試験場でこんなに回していいのかなぁと思うぐらいの加速を求められた。信 号で4輪車をぶっちぎるというような加速と言えばいいのか。ローでしっかりと 加速することを求められた。メリハリという意味では本当にしっかりとメリハリ をつける必要があるみたい。

2時間目はちょっと課題に入った。ブレーキの経験ということで急制動ではなく、 30kmぐらいのスピードからフロントだけ、リアだけと言う風にブレーキをか けてかかり方の違いを体験する。のとパイロンの目標にあわせて停止、そこから 3m先ぐらいのパイロンで停止、もう一度そこから3m先ぐらいのパイロンで停 止という目標物に合わせたブレーキングということをやった。これは特に問題な し。

その後S字に入った。ここでも大型教習らしいテーマが。安全速度でS字を通る のはもっと先で教習するので今は出来るだけ速い速度でスムーズにS字を抜ける ことという素晴らしく面白いテーマをもらった。まずは技術を身につけなさいと のこと。自分の技術ではそんなに速くは走れなかったが面白かった。
#一度脱輪しかけた。 (^^;)

4時間乗りったがまだ緊張してるのか教習が終わった時には腕の筋肉が疲れてい た。以外に力が入っているのだろう。でも終わりの方で自分でも楽しく乗れるよ うになってきたなぁと思っていたら(結構加速減速、倒し込などが自然に出来る ようになったかな)教官にかなりよくなったと言われた。教習所だからと言うこ とをあまり意識せず、日ごろ町中を乗っているような感じで走れるようになれば いいのかなぁ。

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第3回目

1996年9月10日火曜日

今回は新しい課題が2種類はいってきた。曲線路の安定走行と直線路の安定走行。 わかりやすく言うとS字、8の字と一本橋。

S字は2日目から入ってましたがもっと大型バイクを乗りこなしているところを 試験官に見せつけるための乗り方を求められた。めりはりをつける。入ってから 出口手前まではスピードを出す。出口手前でしっかりと速度を落としていねいに 出る。でFZXは2速のギヤ比が高いため2速ではS字、8の字の中でメリハリ のある加速がスロットルだけでは出せない。1速でスロットルだけで操作しよう とするとぎくしゃくする。それらを防ぐためには半クラッチを使うことと言われ た。2速の場合はしっかりエンジンを吹かしながら半クラを使うと力強い走りが 出来る。実際教官がやってくれたのだがバイクをひょいひょいと倒しながら、ス ロットル、半クラをフォン〜フォン〜と言わせながらすいすいと通り抜けてしま う。ある意味結構はでな運転。それを見た後で自分でもやってみたが、確かに半 クラを使ってスムーズに通れる様にはなりましたがまだまだあそこまでかっこよ くは走れません。教官にもだいぶんよくなったと言われましたが、まだまだ練習 が必要。

一本橋。1時間やっただけで腕がぱんぱん、ガクガク。上半身に力を入れてはい けないと言われるのは知っているのだが力を抜くことが出来ない。最後の最後で やっと少し抜けてきたかなぁ。と言う感じ程度。昨日教えてもらったポイントと しては、

あと個別指導という感じで、 その結果何とか初日にして10.1秒のタイムを残すことが出来た。
#でその次のトライではあっさり2m位で脱輪 (^_^;)

まだまだ安定するまでは時間がかかりそう。だいたい2時間乗って腕がパンパン になるような乗り方じゃだめだよねぇ。ここに来て本当に大型の奥深さを感じた。 教習所にもいかず試験場で数回で合格するような人は天才としか思えない。

あとメリハリの点で。教官がもう一人の人(大型受講生)に教えるためにその人 をタンデムに乗せてコースを走ってたが、あっと言う間に私の後ろまで追いつか れてこちらがいくらがんばってもすいすいとあおられるようについてこられてし まう。で後で話を聞いてみると二人乗りでありながらS字、8の字をステップを こすりながら走ってたとのこと。後ろに乗ってた人は顔がひきつってた様子。幸 いなことに私はNews等でメリハリとか加速とかが重要という情報を得ていたので その恐怖のタンデムは受けなくて済みそう。(^_^;)

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第4回目

1996年9月11日水曜日

まずは一本橋から。相変わらずふらふら、エンスト、などなど。ニーグリップを しっかりと心がけるが崩れかかったバランスを取り戻すことが出来ない。まだま だ上体に力が入りまくり。だめだなぁ。。指導としては。

などがあった。これだけのことを一度にやろうとするとめちゃくちゃになる。上 体の力を気にすると半クラッチがなくなり、そっちを気にすると上体ががちがち。 両方うまくいったと思うと視線が落ちてふらふら。。。4日目にしてつまずき気 味。とは言いながら一応最高タイムは13秒8。安定性はまだまだだがそれなり に上達はしてるのかなぁ。
後で気がついたのだが、両足過重をしっかりとかけてその上でニーグリップもしっ かりとする、というように両立しないと確かに安定した一本橋走行はできないよ うな気がする。今度気をつけてみよう。

次にスラローム。7秒以内と言う時間は簡単に見えて以外に厳しい。ちょっと突っ 込みすぎたりして減速すると簡単に7秒を越してしまう。またスラロームの出口 で減速するのもタイムには良くない。教官の指導内容。

最初のうちは明らかに腕でハンドルをこじって乗っていたが、2時間目に教官が 後ろからずっとバイクでついてきてくれたのだが、その時に後ろから聞こえてく るエンジン音を聞いているうちにアクセルワークのタイミングみたいな物がわかっ てきたような気がする。これについては次の練習が楽しみ。 最後にクランク。これは問題なし。パイロンが増えたぶん慎重にハンドルを切っ て走ってもいいのでそう問題なかった。とはいいながら一度パイロンをひっかけ てしまったが。 と言うわけで2時間目はこれらの課題を全部含んだコースをひたすら走る。基本 的には問題となるのは一本橋とスラローム。特に一本橋。20秒を越えるのはか なり苦労しそう。 先頭に戻る

第5回目

1996年9月12日木曜日

今日でちょうど一週間。予想通り2段階目で苦労している。
今日の教官に初めてウインカーについて注意された。今までは合図、確認は少々 乱れてもいいから乗りこなす事に集中するようにと言われてたのだが課題に入っ たらウインカーを消し、課題の出口ではウインカーを出すようにと指示された。 これがなかなか曲者で、例えばS字に入る時にウインカーに気を取られるとクラッ チの方が疎かになってS字内でギクシャクしてしまう。まあこれもなれですね。

今回は何故か一本橋が最も安定していた。
#といっても一時間で脱輪一回、エンスト一回やってしまったが。
通勤時の渋滞すり抜け時の練習(^_^;)でコツを掴んだのか、お尻がシートから浮 くぐらいしっかりとステップをふんばって更にひざでニーグリップを心掛けると 非常に安定する。考えて見ればシートで体重を支えるよりステップで支えた方が 安定するのは当り前。更にそれだけ下半身に力をいれると上半身から力を抜くの が楽になる。 安定している状態でハンドルを押すような感じでハンドルを揺さぶる(実際には ハンドルは動いていない)様な事をしていると自然と上半身の力が抜けてハンド ル操作も楽になる感じ。
最高タイムは13秒4。平均して12秒ぐらいは出せるようになって来た。今日 中に15秒を突破したいなぁ。

となって来ると問題はスラローム。7秒以内は出せるのだが、まだ不安定。ちょっ とライン取りを間違えたり、スロットル(クラッチ)操作を失敗すると、7秒を越 えてしまう。目標は安定して5秒台なのでもう少し何か手を考えないと難しそう。 どうすれば早く走れるのかなぁ。教本には振り子のように頭を安定させどちらか と言うとリーンアウトの様に走ると書いてあったけど、もしかしたら頭から倒し 込んでいってるかも知れない。次回気をつけてみよう。

教習の最後に「まだまだ硬い」と言われてしまった。だいぶん力が抜けて来たと 思うんだけど自分のバイク乗ってる時に疲れる事はあまり無いのでやっぱりまだ 力が入ってるんだろうなぁ。あとクラッチワークとスロットルワークとバイクの 倒し込みのタイミングがまだスムーズではないと言われた。そのためS字内でギ クシャクしてしまうらしい。自分には低速走行は2速があっていると思うので今 日から2速進入に戻してみよう。

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第6回目

1996年9月13日金曜日

前日と同じ。課題を含んだコースをひたすらぐるぐる回る。
転倒、脱輪、パイロン倒し等あらゆる失敗を犯しながらも少しずつ上達している と思う。

問題のスラローム。
ライン取りの指導を受けた。パイロンとパイロンの中間より手前を通るようにラ インを取ると良いとの事。
それプラス頭固定して振り子を意識しながらリーンアウトを心掛ける。すると安 定して来て、2速で半クラッチを使わずにスロットルワークのみでコントロール する事が出来るようになった。タイムも最高5.8秒。平均して6秒台前半が出せる ようになった。

一本橋。
お尻浮かし作戦、ハンドルぶらぶら作戦、視線を遠くに作戦、ハトポッポ作戦を 駆使し見事14.9秒到達。第一目標の15秒には一歩及ばず。大体12秒ぐらいはコン スタントに出せるようになった。
まだニーグリップが時々緩む(バランスを崩しそうになる時)点を指摘されたが、 安定はして来ていると思う。
ハトポッポ作戦は効果的面。必死でバランスを取りながらハトポッポを口ずさん でる自分に思わず口元が緩んでしまい、自然とリラックス出来る。
視線遠くに作戦を意識しすぎ、一本橋に乗り上げられないという情けない事もあっ た。橋に乗るまではしっかりと入口を見ておく必要がある。
さあ次は最終目標の20秒を目指そう!
あと浜松の試験場は一本橋を降りるとすぐ左折と言うコースなので橋の上で安全 確認とウインカーを出すと言う作業が必要との事。その対策もそろそろ始めよう かな。

その他。
S字、クランクの出口では、一本橋の上にいるような速度まで落とし、しっかり と安全確認を行う事。との指導。
とにかく低速バランスの練習をしなさいと言う感じだった。
あと本当に乗りこなせていると言う状態ならば、S字、クランク、スラロームに 入る時にムキになってギヤを2速に入れるなんて事をせずに1速でも2速でもそ れなりにこなせるようにならないといけないのではないか?(それに拘りすぎて エンスト、転倒をやってしまった。)細かい事だけど以外に重要かも知れない。 実際普段バイクに乗っている時はそんな事気にしてないし、そうなれば試験場で も余裕が出来るんじゃないかなぁ。(次回のポイント)

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第7回目

1996年9月17日火曜日

今日で規定教習時間を越えるがまだ2段階を終らない。やっぱり規定の3倍は乗 る事になりそう。

一本橋は見事第一目標の15秒を突破。直線低速バランスは合格。でも最終目標 の20秒を目指そう。
ただ一応合格ではあるが一本橋に乗る直前にふらつく所があるので、乗り上げる 前から人車一体感をしっかり作るようにとの指導。最初のスピードを押える事が 出来れば、1〜2秒のタイムを稼ぐ事が出来る。

スラロームはコンスタントに5秒台が出せるようになったのでかなり上達したと 思っていたのだが、教官曰く「全然上達していない。 力でねじ伏せているだけ で、このままではこれ以上の上達は望めない。」との事。
スピードを上げるには
・ラインどりをしっかりと出来るようになる事。下図の様にパイロンとパイロン の間で中心を横切る事。最大振幅の位置がパイロンの手前に来て倒し込む時はパ イロンの裏に回り込むようになる事。最大振幅の位置がパイロンの真横以降にな ると、最後で詰まって来てしまう。

出口                     <---  <---  <---                   入口
o           ***     o             ***     o             ***    o
         *      *   o          *      *   o          *       *  
******   O        * O        * O        * O        * O         *
         o          *      *   o          *      *   o          
o        o             ***     o             ***     o         o
o,O:パイロン
*  :走行ライン

との事。又出直しだぁ。

全体的には安定して来ているとの事なのでもう一息乗り込めば行けそうな感じ。 次回も頑張ろう。

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第8回目

1996年9月18日水曜日

段々具体的な技術ポイントの指導が少なくなって来た。もう一息かなぁ。
一本橋。脱輪数回。最高タイム15.8秒。昨日は新指定前教習生らしき人達が一本 橋の横に立って見ていたので非常にやりにくかった。

その他 大分体の力も抜けて自然に乗れているようになって来たそうである。指導内容も 課題の細かい通り方の指導と言うより、安全面の方へ移って来ているような感じ になって来た。第2段階突破も間近か?
とは言ってもはっきり言ってまだまだ教官レベルには遠いと思う。特に倒し込み とクラッチワーク、スロットルワークのバランスがまだ不自然な所が残っている。 S字、8の字、クランク等で教官が通る時はエンジン音が2回しか聞こえない。 (ブォン ブォンって感じ)つまり倒し込みながら動力をかけてバイクを起こすと 言う動作がスムーズ。自分の場合そこが不安定なのでブブブブブ、と細かくクラッ チ操作をするのでスピードは上がらないし端から見てても危なっかしく感じるん じゃないか?そこが最後のポイントと思う。

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第9回目

1996年9月19日木曜日

この日の1時間目に坂道発進を2回ほどやって第2段階最終項目「総合運転」に 入った。といってもやる事は一緒だが。

この日とうとうクラッチワークの下手さを指摘された。で1時間目はひたすらク ランクと8の字の練習。

クランク通過がスムーズにいかないため重点的に練習。クランクの通過のポイン トは倒し込みとクラッチワーク、スロットルワークと思っていたが、この順番が 間違いのもとであったようだ。今までは倒し込みながら半クラッチをつないでス ロットルを開ける。と考えていたが実際はスロットルを軽く開けて半クラッチを つないで倒し込むと言う順序が正しいみたい。まだ不安定だが不安定ながらもこ の順番の方が安定していた。

スラロームも同じ。倒し込む前にスロットルを開け、クラッチを軽くつなぎなが ら倒し込むようにすれば安定し、教官のような"ぶぉんぶぉん"という走りに近く なった。

八の字では視線を遠くに置く練習。課題内ではどうしても視線がパイロンにとら れて近くなってしまう傾向があるので、八の字をグルグル回り視線を遠くに置く 練習を行った。そうする事により走行ラインが安定して上手に見えるようになる との事。しかしここでもクラッチワークの下手さが問題。

と言うわけで2時間目は総合運転と言いながらほとんど曲線コース内でのクラッ チワークの練習となった。敢えてギクシャクしやすい1速を選んで半クラッチを 多用し滑らかに速く進む練習を行った。第2段階でこのポイントをマスターしな いと後々苦労しそうなのでこれから重点的にクラッチ、スロットルの練習をしよ う。

一本橋は安定した。ぴたっと決まれば15秒ぐらい出るし、ふらついた時は渡り 切る事に重点を置いて12秒ぐらいで渡る事が出来るようになった。と思ってた らもっとタイムを稼ぐようにとの指導。20秒を目指しふらついて15秒ぐらい にならないといけないのかなぁ。

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第10回目

1996年9月20日金曜日

一時間目。
前回と同じ。ひたすら半クラッチ、低速走行の練習。
低速半クラッチ、断続クラッチ走行のコツはなんといっても恐がらず、クラッチ をつなぐ前にスロットルを開ける事ですね。これを恐がっているとクラッチをつ なぎすぎてギクシャクしてしまう。更に、倒し込む前に半クラッチを状態作って リアブレーキでスピードを調節すれば安定して課題に入れる。
半クラッチが出来て来ると一本橋でも半クラッチでスロットルを少し開けた状態 でリヤブレーキでスピードを落として渡ると言う方が安定するとの事。現状では 全ての操作が全ての操作がスムーズには出来ないため今までのクラッチを切って の惰性走行より不安定だが、もう少し半クラッチ走行を練習して見よう。
一時間目が終った時にまだまだだなぁと思ってたのですが、かなりよくなったと 言う事で第2段階終了。次の時間から第3段階法規走行に入るからコースを覚え ておくようにとの事。

二時間目
当然10分ではコースは覚えられない。合図確認のポイントを黒板上で教えても らいまずは教官の後ろをついてコースを1周特に問題無く終る。
さあ自分で走って見ようと言う事になったがコースが全然覚えられず、確認合図 めちゃくちゃ。しかもスラロームパイロン接触一回、一本橋脱輪1回。法規走行 になるだけでここまで崩れる物なのだろうか。。。終り頃になってやっとコース を覚える事がなんとか出来たと言うのが本日の成果。直進の交差点通過は問題無 いが、右左折での交差点通過の時の左右確認、とくにクランクの出口などでの安 全確認が遅いため不安定に見えるとの事。クランクの最終コーナーを通るころに は安全確認をしてスムーズに出ていく事が大切だと言われた。結局第2段階で言 われた視線の近さがそのあたりに現れているのだろう。
第3段階に入ったものの、まだまだ実力不足。法規運転だけでなく課題走行ももっ とうまくならないと。。。

しかし何はともあれ、第2段階突破!

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第11回目

1996年9月24日火曜日

ひたすらコースを走りまくる。一本橋は16秒8という好タイム。
がでたのに専務が一言。
「あと5秒だな。」
20秒オーバーは厳しい。
一本橋に関してはスロットルふかし気味の、半クラッチ継ぎっぱなしの(多少調 節はする)、リアブレーキ踏みっぱなしで速度調節と言うのがもっとも安定する 様子。ただしタイムを粘る時にエンストを注意しないといけない。更にニーグリッ プ、両足加重、ハンドルは押す、上半身の脱力も当然必要。
にしても20秒オーバーは厳しい。

法規走行に関して言われた事。

等。ウインカーのタイミングと安全確認のタイミングは通常の路上走行のみでは わかりにくいかもしれない。3秒、30メートルは結構長い。
教習後のアドバイスはもう特に言う事は無い。とまで言われました。あとはいか にきれいにスムーズに見せるかを考えて、技術を高め、確実に自分の物にする事。 第4段階に入ったら更に波状路、急制動が入って来るので頑張って。と言われた。
が何故か教習簿には次回も今回と同じ内容の繰り返しになっていた。もっともっ としっかり練習しなさいという事ですね。
あと合図を出す位置等が教習所コースのここで合図を出して、という感じで覚え てしまってるので、これでは試験場では通用しないと思う。あそこで曲がるから ここで合図を出して3秒置いて安全確認して進路変更してという具合に反応でき るようにしないと。

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第12回目

1996年9月25日水曜日

内容は前回と同じ。
一本橋17.1秒。課題に関してはもう言う事は無いとの事。ひたすら走って完璧に との事。
安全確認は試験だからやっていると言う風に見えるそうで、本当に安全確認して ますよと言う風にやりなさいと言われた。
ポンピングブレーキも言われた。これでもかと言うぐらいやってたつもりなのだ がどうもブレーキ操作が弱すぎてブレーキランプがついてなかったようだ。これ も注意しないと。
後は外周でのブレーキが少し遅い。カーブの手前でしっかり減速し終っておく事 だそうです。2時間目途中で突然バイクのアイドリングが上がってしまって下が らなくなった。結局原因は判らず20分ぐらいは何の練習も出来なかった。何だっ たんでしょうねぇ。まあそれでも教習料は同じだから何も問題は無いんですけど ね。
次回も同じ3段階。早く新しい課題に入らないと書く事が無くなって来た。

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第13回目

1996年9月26日木曜日

今日で規定教習時間の2倍。
困った事が、、、
教官によって合図の出し方、進路変更の仕方、安全確認の仕方が違う。昨日の教 官曰く、
「どれが間違いで、どれが正解と言う事は無い。試験場のコースは教習所のコー スとは違うし、試験官によっても考え方が違うかも知れない。どの方法を選択す るかは君次第だ。」
と来ました。例えば

等です。これは試験場コース図を手にいれたら出来るだけたくさんの教官に聞い てみるしかなさそうです。
ウインカーを出す前の安全確認はやっておいた方が印象がいいだろうとの事です。
と言うわけでまだ3段階。

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第14回目

1996年9月27日金曜日

教習前にある教官(その日の担当者ではない)に
「今日で第三段階を終ろう!」
と言われた。で教習に入る。
安全確認で2、3言われた。全体的に遅めになっている様子。カーブを利用して 車線変更をスムーズにするのは実際には良い事であるが、試験ではそのために距 離が短くなるよりも30メートル手前と言うのを重要視した方が良いそうである。
あとFZXの特性であるがウインカーのスイッチを入れてから実際に点滅するまで の時間が1秒ぐらいあるので左折後非常に短い直線路で進路変更し右折するよう な場合、ウインカーを出し、すぐ安全確認しながら進路変更すると、試験官から みると進路変更しながらウインカーを出したように見え、合図が遅いというよう に取られかねないと言われた。このタイムラグを考えて早めにウインカーを出さ ないといけない。
教習終了後
「後一時間で第三段階終了」
と言われた。次回が楽しみ。

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第15回目

1996年10月02日水曜日

相変わらず第三段階。しかも2時間目は最初コース一周だけは試験のつもりで走 りなさい。その後は片手走行しても一本橋のタイムに挑戦しても勝手にコースを 作って走っても良し。と言う事で法規走行なんぞはほったらかしで大練習大会と なってしまいました。
#どこが第三段階なんだろうか。。。
始めての(待望の)片手スラロームはやはり難しく、最初は7秒以上かかるし、パ イロンに突っ込むし、散々でした。しかし最終的には最高5秒9、平均して6秒 台前半のタイムが出るようになった。
#両手でも片手でもタイムが変わらないとはいい事なのか悪い事なのか。。
あと片手S字、片手クランク、片手8の字、片手パイロン8の字等にも勝手に挑 戦。信号待ちの間片手パイロン8の字をやって徐々に回転半径が小さくなってい き、そうすると最初重くてどうしようもなかった片手ハンドルが徐々に苦痛では 無くなって来た。教習の最後に両手でクランクを通ってみたが凄く楽に通れるよ うになっていた。片手練習の効果かなぁ。
さて、次回の教習は何をするのでしょう。相変わらず片手運転かなぁ。なかなか 第三段階突破は難しそうです。
#でも第3段階の主要項目は法規走行なんですけどねぇ。

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第16回目

1996年10月03日木曜日

大雨の中の教習だった。
最初2回ほど試験のつもりでコースを回った。その時が最高に大雨だったため非 常に走りにくかった。試験本番の日が晴れることを祈るしか無いです。
その後低速走行、中速走行を練習。
中速走行は片手で8の字とスラロームを走る物で前回に1時間みっちりと練習し たので特に問題なく終わった。
低速は一本橋とパイロンを用いた急な角度のスラロームとでも言えばいいのか

------------------------------------------ 道の端
←*********             ***
       O    *         * O   *
             *       *       *
             *       *       *
             *       *       *
----    ---- *  ---- *  ---- *  ----    -- センターライン
             *       *       *
             *       *       *
             *       *       *
              * O   *         * O
                ***             ********← O:パイロン *:走行ライン
------------------------------------------ 道の端
のように走る練習。道の端からパイロンまでの距離はほとんどバイク1台分。こ れは難しかった。本当に図のように道路と垂直にラインを取る位にしないと回れ ないぐらいのパイロン間隔試験(最初と最後のパイロンの距離がクランクの入り 口から出口までの距離より少し長いぐらいだったと思う)。コツはハンドルをしっ かり切ること、体重移動(バイクはバンクさせない)、断続半クラッチによる超 低速走行の実現と言う所。うまくハンドルを切り返すことが出来ずそのままグルー りと円を描いてしまったり、大変だった。
浜松のコースは課題が1箇所に集まっており右左折の小回りの連続が多くそこで バランスを崩しやすいとのことでその対策としてこの低速バランスの練習をすす められた。
教官は本当にスムーズにゆっくりと通り抜けてました。
#教官レベルは遠い。。。
と言うわけでこの日試験場対策の練習(第三段階にこんな教習内容はない)をし たあと試験コースの図をもらった。ということは試験が近づいてきたということ か?
でもまだ3段階突破してないんだよなぁ。。

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第17回目

1996年10月04日金曜日

教習前に最初一時間第三段階をして第三段階終了、第4段階開始しようと言われた。
で、一時間目はいつもと同じ。最初は試験のつもりでコースを回る。その後は自 由練習。一本橋はもう問題無いと思う。とうとう18秒突破。しかも初めて一本 橋の上でエンスト後エンジン再始動して渡り終ると言う技を成功させた。
低速スラロームも大分上達した。体重移動を注意すればかなりスムーズになった と思う。
逆に問題はスラローム。確実に安全に通るとタイムが7秒ぎりぎりになってしま う。試験本番では気を付けないと。できれば平均タイムを上げたい。
これで第三段階終了。しかし一本橋20秒と言うのは時々橋の上で停止するぐら いでないと実現できない様な気がする。この日の18秒と言うのは完璧なぐらい バランスがとれて全くふらつかずスムーズに行っての結果なので、これ以上はト ライアルの練習になってしまいそうです。
第4段階。教習内容はいろいろありまして、カーブの安全走行とか、etc..
一応形だけ教習して、急制動へ。しかしやって見ると40km/hで11m以内での停止 と言うのはそんなに難しくないと言う事がわかった。大体1m位残して停止する事 ができた。ただ、急制動中はギヤチェンジをしてはいけないそうで。これが難し い。急制動とは言っても余裕があると勝手に左足がシフトダウンをしてしまうの です。試験とは妙な所に気を使わないといけないです。あと40km/hキープの練習 が必要かな?ブレーキングのタイミングはよく言われているようにパイロンが体 の横を通過した時で問題なさそうです。
センタースタンド掛けですが引き上げる方向を1時方向(ちょっと後向き)にする と完璧。あっさり掛かってしまった。限定解除MLの効果抜群!

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第18回目

1996年10月05日土曜日

この日の教習内容は急制動、回避、不等間隔スラローム、小転回、そして波状路。
急制動、回避は全く問題無し。不等間隔スラロームも思った程難しくなかった。 小転回(いわゆるUターン)も先日の低速急角度パイロンスラロームの効果かそう 問題無く通過した。
で、問題は波状路。スムーズに通るのは難しい。エンストの嵐。立ち姿勢になっ ただけでスロットル、クラッチ、リアブレーキのコントロールが出来なくなって しまう。
立ち姿勢のコツは

と言われたのですがなかなか難しい。まず姿勢がぴったりと決まらない。更に波 状路に入ると振動でニーグリップがボロボロになってしまう。で、クラッチワー クが乱れてエンストを起こしてしまうと言う悪循環。最後にとんでもない難関が 待ち受けてました
困った事に立ち姿勢はアメリカンでは練習が出来ない。一応リアステップを使っ てそれらしき事は出来るのですが、それではリアブレーキが掛けられない。これ は教習所で練習しまくるしかなさそう。ただ最近教習生が増えて来て一日2時間 の予約を許してもらえなくなって来ているので時間がかかりそうだなぁ。
最後に安全運転大会県大会で準優勝した人が来たので模範演技をしてもらった。 バイクは何だったか忘れたがフルカウルの曲芸乗りには不向きそうなバイク。で、 波状路は一つ越えるとリアブレーキでストップしてハンドルを整えてスロットル 吹かしてクラッチをつないで、又一つ越えたら止まってと言うようにスムーズに 越えてました。
#あんなバイクでスタンディングで止まってしまうんだもんなぁ。。
一本橋はいきなり28秒、スラロームは4秒7。やっぱり違いますね。一本橋は 28秒でも見ていて全く不安感が無い。無理をしているように見えない。けっし て止まってない。あそこまで行けば一発合格も楽勝でしょうね。奥が深いなぁ。

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第19回目

1996年10月08日火曜日

雨。カッパのズボンがダメになっていて股の所がベチョベチョになった。
とにもかくにもひたすら波状路。おかげでちょっとコツが掴めた様な気がする。
#まだ安定しているとは言い難いが。
指導されたポイントは

等など。
振動の吸収はあまり頭で考えなくても自然と下半身(膝関節と足の付け根の関節) で吸収していた。いろいろと言われたが結局ここでも自分のポイントはクラッチ ワークとスロットルワークの様です。立ち姿勢での運転が安定しないとクラッチ、 スロットルがうまく調節できないのでタイミングが合わずエンストを起こしてし まう。クラッチをつなぎすぎてスピードが出すぎてしまい、慌ててリアブレーキ をかけて、それがかけすぎてしまってバランスを崩す。などが問題の様です。ポ イントはわかったので後はこれを体が覚えてしまうぐらい練習あるのみ。
これで全課題が終りました。あとは練習して運転を完璧にする事。もう一息頑張 ろう。

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第20回目

1996年10月09日水曜日

1時間目はひたすら波状路。頭の位置を高くするようにと言われた。何故かわか らないがそれでバランスが取りやすくなったような気がする。多分しっかりとス テップに加重がかかるためではないか。逆にバランスを取ろうとして腰を後ろに 引く様な体勢になると不安定になる気がした。
教習所の波状路は何故か左側が低くなるように傾いているため自然と左に行きや すい。そのため波状路を反対から通る練習もした。反対から通ると最初が間隔が 狭いため一段と通りにくくなる。
2時間目はその他の課題もいれて練習。この日は何故か一本橋上でふらついてし まう。練習中に気づいたが視線が近くなると本当にふらついてしまう。この日は 一本橋上に置かれたブロックに気を取られ視線が近くなっていた。視線は重要。
立ち姿勢&片手でのスラロームにも勝手に挑戦して見たがこれは全く出来なかっ た。まだまだ腕力で乗り回しているのかなぁ。時間が許されれば練習して見たい なぁ。
この日新しく増えた練習方法で、坂道上での低速スラローム、一段と厳しい低速 スラロームがあった。とくに厳しい低速スラロームは最後のパイロンを抜けるの に一旦バックするぐらいのラインを取る必要があるためなかなか通り抜ける事が 出来なかった。でもこれは良い練習になったと思う。

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第21回目

1996年10月11日金曜日

1時間目は技術向上練習。波上路、一本橋、スラロームをメインに練習。一本橋 はとうとう19秒達成。最終目標まで後一秒。
新しい練習課題としてハンドルを完全にきった状態で一箇所をぐるぐると回る練 習をした。教習前に自分のバイクでこれをやって見た時は全く出来なかったのが、 今回はとくに問題無く出来た。確実に技術は向上していると思う。
#40時間も練習すればちょっとは向上しますよね。
2時間目は法規走行も入れた総合運転の練習。
教習の最後に試験を受けに行く話がちょっと出た。いよいよかなぁ?

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第22回目

1996年10月14日月曜日

とくに指導無し

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試験場見学

1996年10月15日火曜日

午前中会社を休んで試験場見学に行って来た。この日に教官3人と専務が様子を 見に来ていた。
試験前にコースを歩いて2、3箇所ポイントになりそうな所をを教えてもらった。 特に急制動の停止位置パイロンを間違えないように気を付けないといけない。
その後試験を見学。浜松では雰囲気として試験中止ミスをしない限り完走はさせ てもらえる様子。大型受験者は全員完走していた。が合格者は9名中1名。教官 たちがしきりに指摘していた点は

試験後試験官が総評を言っているのを聞いていると、スピードが遅い、課題が練 習不足、等が指摘されていました。中型の人でヘルメットのベルトを締め忘れて いた人がいたようで怒られてました。緊張は恐いですね。
教官の話では合格した人はメリハリは弱いが、法規走行はかなり練習して来てい るとの事でした。
しかし人が走っているのを見ると言うのも非常に勉強になりますね。今後の練習 でのポイントが明確になったような気がします。早く今日の練習に行きたい。

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第23回目

1996年10月15日火曜日

コース練習。指導された点は

ぐらいでした。
いよいよ試験までの予定が決まりました。
教習所卒業検定 :1996年10月17日木曜日
自由教習1時間 :1996年10月21日月曜日
試験場本試験 :1996年10月22日火曜日
さあ頑張ってコースを覚えてイメージトレーニングですね。

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第24回目

1996年10月16日水曜日

最後のコース練習。指導された点は

のみ。最終日にやっと一本橋20秒7の目標タイムが出た。スラロームも5秒4 の記録。とりあえず満足。
教習終了。

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卒業検定

1996年10月17日木曜日

朝8時50分集合。検定料を払い込み(5000円。試験場より高い。)試験コー スを見せてもらう。その後試験コースを下見。ほとんど練習と同じなので一回り しただけ。それでも結構疲れた。
最初に小型の人が試験をして、自分の番に。結構緊張している。2度程進路変更 が少し遅れたが問題無しだった様子。試験後軽く説明を受けた。発信時は左後方 確認も行う事だそうです。初めて聞いた。あと一本橋は11秒だったそうです。 自分では13秒ぐらい出たかなと思ってたのですが結構目減りするもんです。
30分程待って合格発表。で卒業しました。あとは当日試験本番という事になり ます。試験日は予定通り10月22日火曜日。頑張ろう!

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本試験

1996年10月22日火曜日

朝7時40分ぐらいに試験場に到着。だれも並んでないので一番乗りかと思った ら、うろうろしてたら適性検査室の前にヘルメットが3つ並んでいてなんだこりゃ と思ったら向こうの方からそこにヘルメットを置いておけば並んでいることにな るとの声。4番目でした。なにも申し込まずにいきなり適性というのも変だなぁ と思いながら待ってたら、教習所の教官が来て世間話をしてました。
そうこうするうちに適性検査が始まったのですがその時点で証紙を先に買ってお かないといけないことが発覚。教官が証紙窓口に走ってくれて私はそのまま適性 検査へ。そこで「証紙を先に買っておかないと駄目だよ!」と怒られましたが知 らなかったということで適性検査は通過。そのまま申込窓口へ並び教官が買って きてくれた証紙をはって申し込み終わり。なぜかその時点では5番になってまし た。
#誰かずるしたな!
その日のコースは第2コース。これはスタート、外周1周後いきなり波状路、一 本橋、8の字、クランクと課題に入るうれしくないコース。まあ仕方ないかとあ きらめて気を取り直す。一応コースは両方とも覚えてきたので焦ることも無かっ た。
その後教官と2度のコース回り。走行ラインの復習と合図、安全確認のポイント を復習。さあいよいよ。
試験官の説明を聞き、ゼッケン番号4番の人がVFRを選択していたので乗車順 番は4番目となる。試験開始までは別の教習所の指定前教習卒業生とばか話をし て時間をつぶす。おかげであまり緊張もせずすごすことが出来た。

さぁ。試験順番が来ました。やっぱり緊張している。ヘルメットのひもがうまく 通らない。
準備走行スタート。リアブレーキの遊びが大きく、またスプリングも弱いようで 手ごたえ(足ごたえ?)がすかすか。でも走り出したら特に気にならなかった。 直線加速とカーブの手前の減速、スローインファーストアウトを気をつけて準備 走行終了。試験の採点には関係ないがここをちゃんと走らないと試験官の印象に 関わるそうです。
試験開始。まずは車両の点検のポーズ。バイクの周りを1周回りながら何かを確 認しているポーズ。ここで車道に出るときに安全確認が甘かったことに気付く。 気を取り直し後方確認、スタンドを外し乗り込む。ミラーを触ってクラッチを握 りエンジンスタート。深呼吸後右後方確認ギヤを入れ再度右後方確認ウインカー をあげる。左後方確認後右後方確認しながら発進。すぐウインカーを下ろす。
外周コースにスムーズに出て、再び加速減速をしっかりと。安全確認をして課題 集中コースへと入っていく。
ここまでウインカー確認は完璧。まずは波状路。練習量が他の課題に比べて少な かったので実は最も心配だった課題。これはタイムは考えず普通に通過。普通に 通過できれば間違いなくタイムは7秒以上かかるので問題なし。
試験のクライマックス一本橋。いったん停止後両後方確認。スタート。
「ぽっぽっぽ、はとぽっぽ、まぁめがほしいかそらやるぞ、みんなでなかよくた べにこい。ぽっぽっ。」
最後がぽっぽっぽっ。までいけば12秒ぐらいなので、今日のタイムは11秒ぐ らいか。しかし無事通過。心の中で「やった!」と叫びながら8の字、クランク を通過。課題第一段階は終了。課題間の走行でちょっとメリハリが足りなかった かなと反省。
ここで気を引き締め交差点へ。信号待の間左足がぶるぶる震えている。めちゃく ちゃ緊張しているなぁと思いながら見通しの悪い交差点に突入。いったん停止後 一呼吸入れて見えるところまで進む。安全。よしスタート。
進路変更後坂道へ。坂道発進など問題ない。坂道の出口で教習所によってウイン カーの出し方の解釈が違ったがここまで来ればうちの教官と心中ということで言 われたとおりに進む。
また信号の交差点に到着。信号待。まだ左足ぶるぶる。
さあ第二ポイントの障害物。ここは十分な距離がなく、左折後すぐ右確認、ウイ ンカー、確認して進路変更。すぐ左ウインカー障害物をすぎて左確認後車線を戻 すともう左折の角になり、大回りをしないように左折しながら踏み切り後の右折 に備えて右後方安全確認をしてウインカーを切り返し車線の右側につける。とい う一連の動作を低速できびきびと行わないといけない練習量の差が付きやすいコー ス。落ちる人は大体ここで大回りになってしまう。ポイントはわかっているので 教習所で徹底的に練習したおかげでイメージ通りの走行ができた。
踏み切り通過後スラロームへ。1箇所ハンドルが切れ込みすぎてガクンとなった ので、その後は大事に通ってしまった。タイムが心配。
再び外周に出て最後の課題、急制動。それまでの試験でかなりロックさせている 人がいた。はでに両輪ロックで横滑りしている人もいた(転倒にはいたらなかっ たが)ので速度には神経質になって42、3kmキープ。これが今回の試験で最 も難しかった。狭い教習所内ではこれだけの直線距離を速度キープする練習はで きなかった。しかし速度に気をつけたおかげで無事終了。
発着点に戻り、右後方確認、ギヤをニュートラルにしてエンジンストップ。 右 後方再度確認後降車。手を上げて試験終了。
結構完璧か?
その後教官のもとへいき話を聞く。一本橋は約11秒。スラロームは7秒弱ぐら い。とのこと。加減速、確認も大体OK。とのことだったので一安心。
で試験終了後またばか話をしていたら「試験をしていない人はちゃんと座って待っ てろ」と試験官から注意された。その時立っていたのは私でした。(10点減点 (^_^)
全員の試験終了後試験官のありがたい(?)お話。
「合格した人は課題のタイムなども十分に出せている。それ以外の人はもっと練 習が必要。今日は天気も良く風も無かったから良かったが浜松は冬になると風が 強くなるので一本橋は今日以上に難しくなります。」
だそうです。
結果発表まで教官と話す。試験終了後試験官が教官に「上池自動車学校は良くし ごいてますね。」といってきたそうで一安心。
長々と書いてきましたが、結果発表。

「合格!」

この日は14人中5人合格。(うち3人が指定前教習修了者)
つまり一般の人では11人中2人合格。まだまだ狭い門ですね。
うわさされている指定前教習者は試験中止さえなければ合格させるという説です がよくわかりません。やはり練習してきている人は良く乗りこなせていると教官 が言ってました。ただ多少はあるかもしれないですが。両輪ロックは実は指定前 教習生でして。それだけだと10点減点なので何とも言えないですが。試験官が そちらの教官を呼んで一言二言なにやらいってたそうなので。あのようなことで は次回からは通せないみたいなことをいってたのかもしれません。
#あくまでも想像ですが
何はともあれ合格しました。写真を撮って、お金を払って、安全協会はいつもの ごとく断って、ビデオを見て、免許をもらって、説明。
大型2輪取得者は、無事故無違反歴については今までの実績が残ります。(つま りゴールド免許がもらえる。)
2人のりも今までの実績が残るので中型、小形で一年以上経っている人は大型2 輪で2人のりをしても良いそうです。
#これを確認するときに警察の人にタンデムは?
#と聞いたら通じませんでした。 (^_^;)
しかし、初心者運転期間(3点以上の減点で講習会を受け、その後さらに3点以 上たまると再試験。落ちると免許取り消し)は大型運転時に採用されるそうで、 大型2輪で違反をするとまずいそうです。それ以外での違反については初心者運 転期間には含まれないそうです。

解散後、教習所に行って合格報告。教官みんなに「おめでとう!」といってもら えてうれしかったです。免許見せて攻撃も受けました。(法改正後の免許はまだ だれも見たことが無かったようで。)
期待していた1発合格記念品ですが。浜松で由緒ある松菱百貨店の商品券1万円 分でした。使い道がない〜〜〜。(^^;)

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まとめ。
練習のポイント 試験のポイント 準備のポイント その他は日記を読んで下さい。

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