ルートをいくつか検討したが、結局一番手っ取り早く楽しめる箱根新道〜芦ノ湖スカイライン〜箱根スカイラインで御殿場へ。昨日も走ったけど。 今日はさらに景色も良かった。
御殿場からは富士山スカイラインで西へ。途中からS2000と追いかけっこ状態になった。のんびり走ってると追いついてくるので、またペースアップして逃げる、というのを繰り返す。さすがにNAの2Lでは加速で追いつけないらしい。下りではかなりがんばってきてた。
そのまま富士宮市に下って、時間が遅くなりそうだったので西富士道路から東名にのって清水ICへ。東名から見る由比の海もなかなかきれいだった。いつもR1だからたまにはいい。
清水ICからは静清バイパス経由で県道74に入って北上。梅ヶ島を目指す。県道27に入ったところで給油したら、
何度言っても満タンにしてくれないおやじ
とやりあうはめになって気分を害した。セルフの方がましじゃ。まったくもう。憤懣やるかたなしで再び北上。しかし県道29に入っていくと、とても気持ちのいい道だったので気分回復。思ったより距離があったのでさくさく進んでいくと、コンヤ温泉の看板があったので、行き過ぎたかなと思って道を尋ねたら、その次のカーブの先がキャンプ場の入口だった。
キャンプ場の中を少しうろうろしてから 再合流に成功。 はじめ駐車場に誰もいなかったから、めちゃくちゃ早起きで出発(もしくは全員チャレンジャーと化してさらに北上)したのかとあせったが、バンガローのそばにバイクも停めてあったのだった。ちょうど出発前の集合写真を撮るところでぎりぎりセーフ。今日再合流するとは誰にも言ってなかったのだが、
誰も驚いてくれなかった。
これくらいじゃネタにならないらしい。。。まあ愛媛や広島から来てる人がいれば無理もないか。ということにしておく。
行けども行けどもワインディング
で気分良し。さすがアルプスと名のつく山域は深い。信号もないし、登りがきつくなるにつれて列がつかえていた車も道を譲ってくれて、さらに楽しくなってきた。僕は最後尾で、直ぐ前が2stチームだったのだが、彼らのやる気度が上がるにつれて、甘い香りが強くなってくる。おお、これぞカストロールの焼ける匂い。
腹減ってきたー。たっぷりとワインディング走って登り切ったところの 富士見峠で休憩。 keijiと丹野さんに余ったパンを恵んでもらう。かたや2stチームはバイクがかなり腹を空かせているらしい。富士見峠からは今度は下って井川湖へ。 ダム脇の広場で休憩。 最後尾の僕がバイクを停めようとしたらkeijiが寄ってきて一言、
「ちょっと走りたくない? :-)」
ようするにちょっと先にあるガソリンスタンドが開いてるかどうかの偵察依頼だった。行かせていただきます。:-) 楽しく急いで着いてみれば、ありがたいことに営業していた。無線でその旨伝えてから先に引き返して、広場で 給油組を待ちつつ しばし休憩。 全員そろったところで、次は接阻峡で昼食ということになる。
適当に分かれて(といっても相変わらず選択肢は多くなかったが)昼食後、早帰り組をお見送り。それと入れ違うようにして伊豆からやってきた loony到着。 loonyは僕が今日また来たことを知って曰く、
「頭どうかしてるんじゃないの?」
やっとまともに反応してくれる人がいた。(^^;)さて次は寸又峡へ。時折狭くなる山道を進む。ほんとにこの辺は深い山奥という感じで景色がよい。その割には車が多いのはそれなりにメジャーなところということか。しばらく走って 寸又峡温泉街の駐車場着。 こちらは接阻峡よりはにぎやかな感じ。
そのまま駐車場でまったり組と、温泉組と、探検組に分かれる。僕はせっかく来たのだからということで145ちゃんとふっきーと探検組。有名らしい 露天風呂 は前を通過して、その奥にあるという吊り橋を目指す。
案内を見てみると橋はいくつかあるらしい。以前来たことがあるという145ちゃんの記憶を頼りにそのうちの一つ(猿掛橋だったかそんな名前)を目指す。夢の吊り橋じゃないんだね。まあそっちの方が近そうだしいいか。
145「舗装路をずーっと歩いていった先にあって、」
最初の分岐からいきなり砂利道になった。しかも誰も歩いてない。まあいいかと進んでいくと、道はだんだん険しく細くなってくる。なんか変だぞ?と思った頃に橋の入口の標識が。これか。しかしそこから橋までは登山道並に厳しい下りだったのだった。で、ようやく橋に到着。145「一度に10人しか渡っちゃだめって書いてあって、」
一度に5人しか渡っちゃだめって書いてある。まあいいかと 渡ってみる。 なかなかワイルドでおもしろかった。で、渡りきって帰り道をどうするかというところで、145「たぶん前に来たときはこっち側から来たんだと思いますー。」
でも「この先登山道」って看板があるっす。なんか変だから、大事をとってここは引き返しましょう。ということでまた橋を渡り返して、今度は登りになる来た道をひいこら言いながら引き返す。疲れたので途中でアイスなぞ食べてから駐車場へ戻る。後日聞いたところに寄ると、やはり夢の吊り橋が正解だったらしい。まあそれなりにおもしろかったからいいけど。それに、一番大変な目にあったのは結局145ちゃんだろうし。なにしろ
あの山道を健康サンダルで踏破
したのだから。:-)
慣れない単気筒のGB500TTに試乗して苦労している西村君と最後尾をのんびり進む。やがてだいぶ下って川沿いの広い道になると車も増えてきて、楽しい道は終わり。R1に出る手前で本隊に追いついた。
入り方でちょっと迷ってから、R1静清バイパスで清水方面へ。いきなり渋滞。やれやれ。できるところではすり抜けしながら進んで、清水ICの手前の コンビニで休憩。
ここで高速組ととりあえず下道組に分かれる。僕は東名が渋滞25kmと出ていたので、渋滞が減ってから高速に乗りたいのと夕食も食べたかったので下道組。高速組と分かれてから、とりあえず最寄りのファミレスで夕食。
ゆっくり休んであたりもすっかり暗くなった頃に出発。R1で沼津へ。ここでyuujiさんのコンダラ号ことR1と交換。発進に気を使うとのことだったが、この区間のR1(ああ、ややこしい)ではほとんど止まらないので気になることはなかった。カウルは小さい。普通に前を見るとカウルが目に入らない。サスは柔らかい、というかよく動く。エンジンは非常に滑らかに回る。ポジションはきつくないけど、ハンドルの角度的に抱えるように構えないと手首が痛くなるので結果としていけいけ体勢になる。むむむ。
ワインディングに行きたい。
無理。くそー。富士市のあたりでバイクを戻す。ああ、ろくえふってなんて楽なんだ。沼津で給油。下道の流れがいいのでさらにR246で御殿場まで行くことにして、タンデムなのでこのままR1を進むkeiji&丹野さんとさよなら。ここから額田さんの「ばは」ことBROS PJ1と交換。
狭角Vツインは程良くドコドコ感があっていい感じ。でも上まで回すと振動が減ってぶんぶん回るあたりはやっぱりHONDAだからかな? サスがちょっとへたってるのかも、と思うところもあったが、低重心でも軽快な感じはなかなかおもしろかった。
一方ですぐ前を走るろくえふをいい機会だから外からチェック。サスはちゃんと動いてるか?姿勢は崩れてないか?チェーンの張り具合は?異音はしていないか?などなど見ていると、ブレーキランプが妙に頻繁に点くのが気になった。リアを引きずってませんか?と聞いてみたあともあまり変わらず。スイッチの調整が要るかな。
R246もすこぶる順調で、さくさくと進んで御殿場ICから東名へ。渋滞表示も5kmに減っている。これなら経験上渋滞してないも同然で問題ない。料金所でバイクを戻してペダルのブレーキランプスイッチを調整。やはり敏感すぎる位置にあったようだ。
あとは海老名SAで集合ということにして各自のペースで進む。僕は先に行ってしまったyuujiさん達を追っかけ。御殿場IC〜大井松田IC間は高速ワインディング。さらに上り側は3車線なので車が多くてもペースが上げやすい。それなりに楽しく走ったら厚木ICの手前で追いつけたので、いねさんとさよならするのに間に合った。
あとは海老名SAで残り全員が揃ってから、あらためてここで解散。僕はそのまま首都高経由で常磐道へ。車は減ってきていたが首都高で工事車線規制があってちょっとつかえた。後は問題なく進んで、日が替わったころに つくば着。 お疲れさんでした。