7日目(後半) (8月7日(土))



・余市〜洞爺湖

 R5を倶知安方面へ。車の流れにあわせて走って稲穂峠を越えて、国富からR276へ。赤信号をとらえて前に出ながら走って岩内へ。そして岩内からはいよいよ道道66ニセコパノラマラインへ。

 去年も走ったが、ここはやっぱり素晴らしい。道そのものも気持ちいいワインディングだし、特に岩内側は 眺めも素晴らしい。 Photo 岩内側では眺めを見ながら走り、その後は一気にニセコ側まで下る。下りきって ニセコ駅 Photo にある 喫茶室「ヌプリ」で休憩。 Photo

 R5との交差点で給油してから、道道230へ。ここは地元ライダーを数人見かけたくらいでほとんど交通量がなく、道も眺望はきかないが地形に沿って曲がりながら続いていたので楽しく走れた。

 一旦道道97を経由してから、再び道道230で三ノ原へ。畑の中を走る。 羊蹄山は少し雲がかかっていた。 Photo 三ノ原からR230で洞爺湖へ。道道132で湖畔に下りる。

 道道132で洞爺湖湖畔を時計回りに回る。湖畔道路は広くなったり狭くてくねくねしたり変化があるので楽しい。見えている洞爺湖は気持ちもやっていたものの、 中之島ははっきり見えた。 Photo

・洞爺湖〜苫小牧

 あとは支笏湖経由で苫小牧を目指す。R453で大滝へ。ここは北海道には珍しく田舎道的なワインディングがあって思ったより楽しめた。大滝からR276へ。こっちはよく整備された道で、流れは速いが交通量も多い。少し進んだところにある 道の駅フォーレスト大滝で休憩。 Photo ここは以前豪華トイレが有名だったところだが、今回行ったときにはキノコを特産品として前面に出していた。そのなかの キノコ汁100円 Photo に惹かれて買って食べる。

 再びR276を支笏湖へ。美笛峠を越えるあたりは追い越し禁止で、大型トラックが先頭の列にはまる。しばらく我慢して、支笏湖の近くになって追い越し可になったところで一気に前に出る。後は高速コーナー主体の走りやすい道を程良いペースの車について気分良く走行。

 支笏湖畔に出たのは夕日が沈みきる頃だった。湖畔で夕日を見るには少し遅かったか。次第に暗くなる湖畔をそのまま過ぎて、苫小牧への下りへ右折する頃にはすっかり暗くなった。まっすぐ下って苫小牧へ出る。あとは途中で給油してから、案内に従って フェリー埠頭に到着。 Photo あわてず待たずのぴったりのタイミングだった。ぎりぎり一歩手前ともいう。

 早速乗船手続き。違うのは予約済みということぐらいであとは去年と同じなので、さくさく済ませて 乗船。 Photo 二等寝室はそれなりに混んでいたが、すし詰めというほどでもなく、具合良く部屋の角に場所取り成功。出航前の混まないうちに着替えも兼ねてまず風呂へ。

 風呂から上がって甲板で涼んでいると程なく 出航。 Photo まだ明日も長いけど、北海道はもう終わり。やっぱり今年は早い気がするなぁ。でも宗谷岬は行けたんだよな。

 遠ざかる陸の明かりを見ながらしばし感慨に耽ってから船内へ。食堂がないので自販機コーナー(オートレストランと呼ぶらしい)で軽く夕食を済ませて、あとはつまみでビール飲んでから就寝。

 本日の走行距離、約440km。いやぁ最後に走った走った。


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